small tour

2021 new year exhibition

2021/1/9(土)- 1/24(日)
12:00 - 19:00 月、火休廊

石川あすか 経歴 
岡田浩志 経歴
川村紗耶佳 経歴 
黒須信雄 経歴
酒井稚恵 経歴
佐藤春菜 経歴 
花村泰江 経歴 
平埜佐絵子 経歴
藤田修 経歴 
門馬達雄 経歴 
山神悦子 経歴
好宮佐知子 経歴
渡辺伸 経歴

門馬達雄 Tatsuo Monma

木のような風景のような抽象的な絵を描いています。 リトグラフ版画工房で働いてきた経験から、そのリトグラフインクの美しさ透明性を伝えたくもあり、この画材で作品を作っています。その多くはリト グラフインクによるモノタイプ版画です。モノタイプ版画とは1 点物の版画、1 枚しか刷れない版画です。様々なやり方がありますが、私はプレス機の刷り台の上に直接好みの色のインクで、描き、拭き取ったりして、気に入ったら紙を載せて刷り取ります。刷り取ったものが物足りなければ同じ行為を繰り返し色を重ねていきます。何度も刷れるように版を作らないのです。版画に含まれる版表現ですが普通の絵画に極めて近い制作方法となります。けれども普通に描いたものとは明らかに違う表現が得られます。
美しい風景や木々、日没後のマジックアワーなどを眺めて想い巡らすのは 様々な方々との思い出です。出来上がった作品を眺めても、やはり誰かのことを想うのです。
本物の風景の美しさには敵わないけれど、絵画ならではの表現で観てくださる方にささやかなマジックをかけられたらと思います。

平埜佐絵子 Saeko Hirano

2020 年のバタバタを横目に自分に出来ることを探しましたが、特に見つけられず、いつもより心を落ち着かせて絵を描くことを心がけました。 幸い、植物達には何の影響もなく、いつもにも増して良い形と良い色で成長を見せてくれています。それはとても力強く、しなやかで、美しいものでした。

渡辺伸 Shin Watanabe

明けない夜はない 10 年程前に訪ねた宮古島のツゥリバー。
夕立ち後の雲から差し込む光が印象的でした。
ターナーの光を模しオーソドックスに描く。
のんびりと過ごし、好きな絵を描きつづけよう…(願望です)

黒須信雄 Nobuo Kurosu

絵画は存在論的遡行意志に拠る存在形式転換としての顕現である。その意味で、画家に於て絵画は〈死〉に近しい。〈死〉は〈存在しない〉。絵画も〈存在しない〉。絵画が〈存在する〉とは〈存在しない〉に於てのみである。一方で、存在的現象としての絵画は現に存在する。従って、絵画を認知するには形象を必要とするが、表現ならざる顕現としてのそれは、〈虚―虚〉対峙の彼岸に〈出現即消滅〉として望見されるに過ぎない。それを現実裡に留めるのは〈根源形象〉の残影である。
無論、根源に於て未だ形象は無い。ならば、それ自體が例えば地平線の如く決して到達し得ないものであって、到達し得ぬ地平線への歩み、その不可能的働きかけこそが〈根源形象〉の実質とも云えよう。
〈根源形象〉とは夢見られることのない夢見である。
2020年11月9日記(2020.12個展コメントより)

藤田修 Osamu Fujita

銅版を用いた油彩絵具によるモノタイププリントです。エディションのある 版画作品と共に、モノクロームのモノタイププリント「Genesis」の次の作 品展開として新シリーズ「Exodus」の5 点です。銅版の上に油彩絵具と銅版 画インクでイメージを描き、エッチングプレス機で刷り上げた一点ものです。

佐藤春菜 Haruna Sato

オリジナルプリントを見ていただかないと伝わりづらい作品なので、プリント をじっくり見ていただけたら嬉しいです。 モノクロフィルムで撮影した写真を、引き伸ばし機を使ってネガより「縮めて」 プリントする矛盾の中に、面白い入り口がありました。見ることとは何か。近 づいたり、ルーペを使って、どうぞご覧ください。

山神悦子 Etsuko Yamagami

旅先で印象に残った土地の様子をもとに木版画を作りました。1 と2 は 山梨県の昇仙峡と兜山、3 は山口県の秋芳洞、4 と6 は大分県の伽藍岳と 国東半島、5 は埼玉県の長瀞です。いずれもその成り立ちを大地が語りか けてくるような風景なので、「地質学」という題に「地球からの手紙」という副題を付けました。
2020 年6 月 山神悦子

花村泰江 Yasue Hanamura

最近、あまり見かけなくかった小学校の片隅に佇むジャングルジム。かつて は休み時間になるとスズなりに児童が群がってきたのだが…。時代と共に賑 わいは衰え、今年は特に!蜜を避けねばならぬコロナ禍の世の中をじっと見守る。

岡田浩志 Hiroshi Okada

現像した画像を見ると軽い高揚感を覚えて、確かにこの風景を見たことを 思い出します。 ただ写真画像はフィルムや旧式レンズの特性、現像行程など様々な要因が 作用して作られるもので、まして風景は刻々と変化し続けます。 それでもほんの束の間、差し込んだ光が、木々の間に充満していました。

好宮佐知子 Sachiko Yoshimiya

車窓から見る景色のように、日々も流れ移り変わります。移り変わって ゆく自然の世界は毎年同じ時期に同じように芽吹き、変わるけれど変わ らない時が流れてゆきます。

川村紗耶佳 Sayaka Kawamura

言葉にしてしまうと、大して記憶に残らない光景が、頭の中にいくつも残っている。そのいくつもの記憶の断片を拾いあげ、繋げながら形を探しだしていく。そして、その探しだしてきた形を和紙に刷り取っていくうちに、もうひとつの私なりの風景が広がっていく。

酒井稚恵 Chie Sakai

ヤヌスは、イタリアの神。
前と後ろ、左と右に顔を持つ神。
出入り口の神。
一年の終わりと始まりの境にいる神。
1月を司る神。
過去と未来の間に立つ神。
内と外を同時に見る神。

石川あすか Asuka Ishikawa

白鳥が旅の途中で羽を休め、花を眺めている…そんな景色を想像し、絵皿にしました。 新しい年は、気持ちも軽く自由に旅ができますように。

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