水性木版画の制作において、私は頭の中に残る風景や、心に深く刻まれた記憶の断片を主題としています。これらの記憶は、まるで時空を漂う浮遊体のように画面に現れ、普遍的でありながらも、鑑賞者にどこか懐かしさを覚える場面として立ち現れます。
一枚一枚、和紙に丹念に摺り重ねるという行為を通して、水性木版画特有の柔らかな木目と豊かな色彩が、画面内の人物像やモチーフと深く響き合います。和紙と版木が織りなす温かく奥深い時間の広がりが、作品世界を構築しています。 ―川村紗耶佳
略歴
1989 北海道札幌市生まれ
2013 京都精華大学メディア造形学科版画コース 卒業
2015 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻版画科 修了
2023 ~ 日本版画協会 会員
主な個展
2017 (養清堂画廊、東京)
2017 (アートギャラリーミューズ、群馬)
2018 「Come to Mind」(Gallery SATORU、東京)
2018 (ギャラリー恵風、京都)
2019 (養清堂画廊、東京)
2020 (ギャラリー恵風、京都)
2020 「Sound of mind」(Gallery SATORU、東京)
2020 (ODD ONE OUT、香港)
2021 (ギャラリー恵風、京都)
2022 「スキップ-追想―」(Gallery惺SATORU、東京)
2022 「BON VOYAGE」(ODD ONE OUT、香港)
2023 (養清堂画廊、東京)
2023 (ギャラリー恵風、京都)
2024 (高島屋美術画廊 東京新宿)
2024 「詩の庭で」(Gallery惺SATORU、東京)
2025 (養清堂画廊、東京)
2025 (ギャラリー恵風、京都)
2025 (ギャラリーnoir/NOKTA、和歌山)
2026 (ヒロ画廊、和歌山)
主なグループ展
2016 「にほひみつ 川村紗耶佳/廣瀬理紗」(Gallery惺SATORU、東京)
2017 第23回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞(鹿沼市立川上澄生美術館、栃木)
2017 第10回高知国際版画トリエンナーレ(いの町紙の博物館、高知)
2018 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2018(多摩美術大学美術館、東京)
2020 第11回高知国際版画トリエンナーレ(いの町紙の博物館、高知)
2021 第4回国際木版画会議(奈良)
2021 上野アーティストプロジェクト2021「Everyday Life : わたしは生まれなおしている」(東京都美術館、東京)
2026 グループ展(ギャラリーヘプタゴン、京都)
賞歴
2014 第20回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞 準大賞
2014 第9回高知国際版画トリエンナーレ 佳作賞
2015 第14回南島原市セミナリヨ現代版画展 南島原市商工会賞
2015 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2015 審査員賞
2015 アワガミミニ国際プリント展2015 藤森 實 賞
2017 第23回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞 大賞
2018 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2018 美術館賞
2020 第11回高知国際版画トリエンナーレ 大賞
2021 第4回国際木版画会議 Constellation Studios賞
2022 第89回版画協会展 SOMPO美術館賞
収蔵
多摩美術大学美術館(東京) 町田国際版画美術館(東京) 鹿沼市立川上澄生美術館(栃木) いの町紙の博物館(高知) 阿波和紙伝統産業会館(徳島) HOKUB記念絵画館(北海道) 上海半島美術館(中国) ロサンゼルス・カウンティ美術館(アメリカ)ハーバード大学美術館(アメリカ)ポートランド美術館(アメリカ)
(2026.10)







