循 環 - 風と水と大地 平体文枝 吉川民仁 山神悦子  CIRCULATION-WIND, WATER, EARTH  Fumie HIRATAI Tamihito YOSHIKAWA Etsuko YAMAGAMI

循 環 - 風と水と大地

2016/6/18(土)ー7/3(日)

月曜日、火曜日休廊

12:00-19:00 (最終日17:00まで)

 

18 june - 3 july 2016

mon. tues. closed

12:00-19:00  lastday -17:00

<オープニング>           6/18(土)17:00 ̶ 19:00

<アーティストトーク>   7/3(日)14:00 ̶ ファシリテーター  山内舞子

 

山内舞子

キュレーター。学芸員として美術館に勤務後、現在はフリーで企画や執筆を行うほか社会人向けスクールや絵画教室で美術史入門講座や多様なアートの楽しみ方などを提案。

平体文枝 Hiratai, Fumie

ベルギー人のお年寄りから「日本では地震が起きるんでしょ?どんな感じなの?」と質問されたことがある。「大きい揺れが来るたびにもう終わりかなって思います。」と答えたら、「ねぇ、どうしてそんなところに住んでいるの?」と聞かれた。たしかに。

 

でも安住の地なんて果たしてあるのかしら?苦労無くして木に果実の生るあたたかい大地に住んでいたら、そのうち何もしなくなりそうだ。サンクチュアリはあっという間に人でいっぱいになるだろう。そしたら、そんなところには居たくないな。

 

日々刻々と状況は変化する。どんなに優しい人だって時に怒りだすし。風に飛ばされそうになっても、足下が揺らいでも何とかそこに立ち続けなくては。仕方がない。そんなフラットな覚悟が新たな果実を生みだすのかもしれない。

 

平体文枝「ここに立ちつづける」

450×450mm 油彩 オイルスティック キャンバス 2016年

略歴

1966 石川県能登町に生まれる

1989 筑波大学芸術専門学群美術専攻卒業

1991 第5回ホルベインスカラシップ  以降 ’92

    第3回日仏会館ポスターコンクール 入賞

2002 文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルギーに滞在

       ベルギー王立芸術アカデミー・ゲントに在籍

現在、東京に在住

 

WEBSITE

http://www.hirataifumie.com

 

主な個展

1991  なびす画廊 (東京)

1993 「garden」 島田画廊 (東京)

1997  Oギャラリー (東京)  以降、’99

2000 「Depth」 島田画廊 (東京)

2001   Oギャラリーeyes (大阪)  以降、’02

2002  「Out of the blue」 GALLERY千空間 (東京) 以降、’05

2003  Textilhuis (コルトレーク/ベルギー)

2004  「ウサギは野を駆ける」 島田画廊 (東京)

          Galerij G.De Keulenaer (ゲント/ベルギー)

2005   BiCE東京 (東京)

2006 「View from the sky」 Den Bouw (カルケン/ベルギー)

2007 「川の見える部屋から」 森岡書店 (東京) 以降、’08

        「edition+」 a piece of space APS (東京)

2008   アートフロントギャラリー グラフィックス (東京)

        「川の見える部屋から」 iTohen (大阪)

        「空の上から」 Za Gallery (東京)

        「夜の花」 GALLERY SAOH & TOMOS(東京)

2009 「終わりと始まり」 a piece of space APS & Gallery Camellia (東京)

2010 「六月の野に」 Gallery福果 (東京)

    「絵と音 – eto oto」ᅠ フクモリ (東京)

2011 「elegy」 Gallery福果 (東京)

2012 「池のおもてを見つめていると」a piece of space APS & Gallery Camellia (東京)

     「水の上を歩く」 Gallery福果 (東京)

2013 GALLERY M.A.P (福岡)

2014 みさき画廊 (大分)

    「三十八景」 東京国際フォーラム エキジビション・スペース (東京)

2015 「小さく羽ばたく」 a piece of space APS & Gallery Camellia (東京)

        「12の紙の仕事」 Gallery福果 (東京)

       ガレリアポンテ (金沢)

主なグループ展

1991 「第3回日仏会館ポスター原画コンクール」 Bunkamura Gallery (東京)

1992 「アート・サイト・コレクション展 2」 ART SITE (福井)

1994 「現代美術の展望 VOCA展'94-新しい平面の作家たち」 上野の森美術館 (東京)

        「アート・サイト・コレクション展 若狭」 福井県立図書館若狭分館 (福井)

    「アート・サイト・コレクション展 5」 ART SITE (福井)

    「絵画の構造-思考する色彩」 文房堂ギャラリー (東京)

2000 「検証 描くということ展」 Oギャラリー

2001 「トーキョーワンダーウォール公募2001」 東京都現代美術館 (東京)

    「第6回昭和シェル石油現代美術賞展」 目黒区美術館区民ギャラリー(東京)

                      堺市立文化館ギャラリー(大阪)

2002  「Real Drive -造形的欲動-」 ギャラリーGAN.f (東京)

     「Each Artist -Water Sensation-」 ギャラリーGAN.f (東京)

2003  「Zoek out」 クラーク・ルーベン大学 (コルトレーク/ベルギー)

        「Meestergraad schilderkunst」

            ベルギー王立芸術アカデミー・ゲント (ゲント/ベルギー)

2005 「あおによし2」 GALLERY千空間 (東京)

2007 「DOMANI-明日展 文化庁芸術家在外派遣の成果」

    損保ジャパン東郷青児美術館(東京)

    「盆景-my favorite garden-」 a piece of space APS (東京)

2009 「第28回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」 損保ジャパン東郷青児美術館 (東京)

2010 「浅見貴子+平体文枝」 GALLERY TERASHITA (東京)

2015 「クインテットII - 五つ星の作家たち」 損保ジャパン日本興亜美術館 (東京)

    「音・色・かたちのポリフォニー」文房堂ギャラリー(東京)

2016 「紙の上の思考 ー Thoughts through Drawings」 Gallery惺SATORU(東京)

 

パブリック・コレクション

リッツカールトン京都                      大隅鹿屋病院

パレスホテル東京                             阪急西宮ガーデンズ

セント レジス ホテル 大阪                 株式会社 村井

リッチモンドホテル福岡天神                長谷川香料株式会社 板倉工場

筑波大学                                       Terrace恵比寿の丘

明治大学 紫紺館                              ザ・千里タワー

明治薬科大学教育研究棟フロネシス        医療法人まうたの森整形

福岡市浜の町病院                             DOKTORS 大崎

西脇市立西脇病院            加賀山代温泉 あらや滔々庵

昭和大学江東豊洲病院          済生会中和病院

日本赤十字社 足利赤十字病院

帝京大学医学部付属病院

 

その他活動

小池真理子 『ふたりの季節』(幻冬社)装画、2016年

森絵都 『漁師の愛人』(文藝春秋) 装画、2013年

 

吉川民仁 Yoshikawa, Tamihito

最近よく思うのだ。

 

自分が描くモチーフや題材はすぐ近くにあることを

 

それでいて描く絵は捉えどころのないもので、

 

 

それは近かったり、遠かったりしている。

 

 

 

そんなことを絵具を使って遊んでいる。

 

唯それだけのコトをしている。

 

 

 

 

吉川民仁「天気雨」

654×532mm 油彩 キャンバス 2016年

 

経歴

1965 千葉県に生まれる

1989 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科卒業

1991 武蔵野美術大学大学院 造形研究科油絵コース 修士課程 修了

1995 文化庁芸術インターンシップ研修員

2010 武蔵野美術大学通信課程非常勤講師 ~現在まで

2013 東北芸術工科大学美術科洋画コース非常勤講師 〜現在まで

 

個展

1990 鎌倉画廊/東京

1993 鎌倉画廊/東京

1995 鎌倉画廊/東京

1997 鎌倉画廊/東京

2000 鎌倉画廊/鎌倉

2003 鎌倉画廊/鎌倉

2005 ギャラリー覚/東京 セカイノミカタ05

2006 鎌倉画廊/鎌倉 「風の吹くところ」

2008 日本橋高島屋美術画廊X/東京 「instinct」

2009 鎌倉画廊/鎌倉 「kind of green」

2010 日本橋高島屋美術画廊X/東京 「net」

2011 古美術長野/東京

2012 鎌倉画廊/鎌倉「背景としてあるもの」

2013 東京日本橋高島屋美術画廊X/東京 「spin off」

2014 鎌倉画廊/鎌倉「rain or shine」

         古美術長野/東京

2015 東京日本橋高島屋美術画廊X/東京 「weather」

 

グループ展

1989 第25回記念神奈川県美術展

1990 第26回神奈川県美術展

1991 '70s~'80s CONTEMPORARY ART AT KAMAKURA GALLERY 鎌倉画廊

1992 NICAF YOKOHAMA '92 パシフィコ横浜

    GALLERY ARTISTS PART.1 鎌倉画廊

1993 ACT1992武蔵野美術大学助手展 武蔵野美術大学美術資料図書館

    GALLERY ARTISTS  鎌倉画廊

    NICAF YOKOHAMA '94 パシフィコ横浜

    GALLERY ARTISTS 小品展 鎌倉画廊

1994 VOCA展'94  上の森美術館

    ART  25'94 BASEL (スイス)

    GALLERY ARTISTS 鎌倉画廊

1995 GALLERY ARTISTS 鎌倉画廊

    ART  26'95 BASEL (スイス)

1996 ACT1996展 武蔵野美術大学美術資料図書館

    VOCA展'96  上の森美術館

       ART  27'96 BASEL (スイス)

1997 第3回「美の予感」展 高島屋(東京、大阪、横浜、京都会場巡回)

    ART  28'97 BASEL (スイス)

       GALLERY ARTISTS 鎌倉画廊

       チバ・アート・フラッシュ'97-動き出す断層

    千葉市民ギャラリー・いなげ

1998 ART  29'98 BASEL (スイス)

       日本現代作家作品展 上海美術館

1999 NICAF TOKYO '99  東京国際フォーラム 展示ホール

    Red Works 鎌倉画廊

2000 新世紀をひらく美現代日本画・洋画新鋭作家展 高島屋(東京、

    大阪、横浜、京都会場巡回)

2001 NICAF 2001 TOKYO  東京国際フォーラム 展示ホール

        第20回 安田火災財団選抜奨励展 安田火災東郷青児美術館

     Chiba Art Now ‘01 絵画の領域展 佐倉市立美術館

2003 NICAF 2003 TOKYO  東京国際フォーラム 展示ホール

    「絵画」鎌倉画廊

2004 「BLUE」鎌倉画廊

          China Fifth Art Industry Forum (National Museum of China)

      First Salon of Art in Autumn,Beijing,China

2005 「千夜千冊と遊ぶ」展 NIKI GALLERY「冊」

2006 「見ること/作ることの持続−後期モダニズムの美術」展

               武蔵野美術大学美術資料図書館

2011 FACE [THE FAR EAST] Vol.1 人形町ヴィジョンズ/東京

2012 「抽象と形態:何処までも顕れないもの」展 DIC川村記念美術館

2013 FACE [THE FAR EAST] Vol.2 PARTICLE×LIQUID 表参道画廊+MUSÉE F/東京

         武蔵野美術大学通信教育課程絵画コース教員作品展 武蔵野美術大学GFAL・FAL

2014 「Silent Light」東京日本橋高島屋美術画廊X

2015 「Bloein’ in the wind」東京日本橋高島屋美術画廊X

      絵画展「秌韻」Ⅱ 数寄和/東京/大津

      FACE the FAR EAST Vol.4 極東垂直 ギャラリー五辻/東京

 

山神悦子  Yamagami, Etsuko

20年以上続けて来た内発的、身体的な表現に行き詰まりを感じ、外部に取材するようになって数年が経ちました。山水、水族館、地殻変動と岩塩、塩の結晶、そして昨年来からの鉱物へと、テーマは変遷しつつも関連していると思っています。

 地球の中心と地表の間には今もなお6000℃の温度勾配があり、熱エネルギーの移動がマントル対流やプレート移動による地球の物質循環を引き起こしています。鉱物や岩石を作る元素は人間のそれより遥かに大きなタイムスケールで、地表から地下へ、個体から液体へ、液体から個体や気体へと循環し続けます。その途中で様々な石が出現するのです。

 博物館の展示や鉱物図鑑の写真をもとに、ここに至った鉱物の成り立ちを想像しながら、私自身に備わっている本来のリズムによって描いていると自分が果てしもなく大きな自然の一部になるような気がします。

 

山神悦子「藍晶石 (cyanite)」

530×455mm 油彩 キャンバス 2016年

 

経歴

1950 香川県生まれ

1973 お茶の水女子大学家政学部卒業

1974~’76 アメリカ シアトルに滞在

1981~’83 スイス ジュネーヴに滞在

1985~’88 大石洋次郎氏(武蔵野美術大学講師・当時)に油彩を、

  ’86~’88黒田克正氏(同)にクロッキーを習う

 

個展

1989   Gアートギャラリー  東京

1990   かねこあーとGⅠ  東京

1992   かねこあーとGⅡ  東京

1993   ギャラリーNWハウス  東京

1994   村松画廊  東京

1995   ギャラリー21+葉ANNEX   東京

1996   かわさきIBM市民文化ギャラリー  神奈川

1997   ギャラリーブロッケン  東京

1999   ギャラリー工房“親”  東京

1999   GALERIE SOL  東京

2001   GALERIE SOL  東京

2001   Para GLOBE    東京 (シルクスクリーン版画展)

2002   GALERIE SOL  東京

2003   GALERIE SOL   東京 (版画展)

2003   ギャラリー GAN  東京

2004   GALERIE SOL   東京   (版画展)

2004   Gallery惺SATORU  東京

2006   GALERIE SOL  東京

2006~7 ギャラリーアルテ  香川

2007   ギャラリー工房“親”  東京

2009   Shonandai MY Gallery  東京

2010   Gallery惺SATORU  東京

2011   Gallery惺SATORU  東京

2011   Shonandai MY Gallery  東京

2012   Shonandai MY Gallery  東京

2013   Shonandai MY Gallery  東京

2014   Gallery惺SATORU  東京

 

 

 

 

グループ展

1990 「仮想モニュメント展 かねこあーとGⅠ」  東京

1995   「‘95水戸アニュアル 絵画考―器と物差し」 水戸芸術館  茨城

1999   「自慢・満足―Ⅳ 『誰でもピカソ?とんでもない!』」 ギャラリー21+葉  東京

1999   「TRACE展Ⅱ」 GALERIE SOL  東京

2001   「自慢・満足―Ⅶ 続・『誰でもピカソ?とんでもない!』」 ギャラリー21+葉 東京

2002   「第17回イビザ版画ビエンナーレ」   イビザ現代美術館  スペイン

2003   「第1回サン・モール版画ビエンナーレ」 サン・モール美術館  フランス

2003   「第23回カダケス国際ミニプリント展」  スペイン

2003   「自慢・満足―Ⅷ まだまだ『誰でもピカソ?とんでもない』!」ギャラリー21+葉  東京

2004   「自慢・満足-Ⅸ 『誰でもピカソ?とんでもない!』」part5 ギャラリー21+葉  東京

2004   「Petit SOL 展」   GALERIE SOL   東京

2007   「Petit SOL #2」   GALERIE SOL   東京

2008   「MY Interaction 2008 」 Shonandai My Gallery  東京

2008   「ART OSAKA 2008」 堂島ホテル 大阪

2008   「18th Joyeux Noel『ルージュの伝言』」ギャラリー工房“親” 東京

2009   「顔顔顔展」 Shonandai MY Gallery  東京

2009   「19th Joyeux Noel 『kobo CHIKA ART Remix』」 ギャラリー工房“親” 東京

2010   「FLOWERS」 Gallery惺SATORU  東京

2010   「絵画を考えるーその1 絵画のサイズ・絵画のイメージ」 ギャラリー工房“親” 東京

2010   「色考|白」 Gallery惺SATORU 東京

2011   「ART HOSPITALITY」 ギャラリー工房“親” 東京

2012   「迎春」 Gallery惺SATORU 東京

2012   「Slick contemporary art fair」  Gallery惺SATORUの部屋 ベルギー

2012   「凱風」 Gallery惺SATORU 東京

2012   「ART HOSPITALITY」 ギャラリー工房“親” 東京

2013   「mille-feuille」  Gallery惺SATORU 東京

2013   「Parts/WholeⅡ」  Gallery惺SATORU 東京

2013   「絵画を考えるーその4 色彩」 ギャラリー工房 “親” 東京

2014   「春韻」 ギャラリー工房 “親” 東京

2014   「BLACK WHITE MONOTONE」Gallery惺SATORU 東京

2014   「MY ap.pr 2014」 Shonandai MY Gallery 東京

2014   「30voices, 30variations」 ギャラリー工房 “親” 東京

2015   「Thoughts through Drawings__mind」Gallery惺SATORU 東京

2015   「CONTRAST 実感/イメージ」 ギャラリー工房 “親” 東京

2015   「December Tune それぞれのカタチ」ギャラリー工房“親”東京

2016   「春韻」 ギャラリー工房 “親” 東京

2016   「Thoughts through Drawings」  Gallery惺SATORU 東京

 

滞在制作

1998   Art Colony Galichnik  マケドニア

2000   The International Painting Plein Air Plovdiv  ブルガリア

 

受賞

2001   第2回ADSP  資生堂主催