さまざまな版画表現展

さまざまな版画表現展

このたびGallery惺SATORUとコピス吉祥寺5階アートギャラリーにて3月1日より『さまざまな版画表現展』を開催致します。

本展ではあまり馴染みのない個性的な版画技法の作品を通し、版画の多様さを発見して頂きたいと思います。

二会場で異なった作品を展示いたします。どうぞ合わせてご高覧下さい。

 

 

2013年3月1日 (金) ―  3月24日(日) 月・火 休廊

13:00 ― 19:00

*Openingreception 3月1日(金)  17:00 ― 19:00

 

島田北斗 常田泰由 花村泰江 藤田修 藤田道子

 

同時開催

コピス吉祥寺 5F ART GALLERY http://www.coppice.jp

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11−5 (ギャラリーからコピス吉祥寺まで徒歩約10分)

2013年3月1日 (金) ―  3月31日(日) open 10:00-21:00  最終日18時まで

島田北斗  Hokuto SHIMADA

身近な物をモチーフにして銅版画にしています。特に、子供の時の思い出や、懐かしい車等を描いています。多摩美術大学大学院卒業。日本版画協会会員。 横浜美術館市民アトリエにてインストラクター等。日本版画協会会員、銅版画工房ART BASE代表。

ディープエッチングは銅版画技法の一般的な技法の一つ。エッチングの長時間腐蝕をすることをディープエッチングといいます。普通10分間くらい腐蝕するのを6時間以上腐蝕します。描いた線以外に思わぬ腐蝕による表現が出来ます。

 

profile

1969 東京都生まれ

1995 多摩美術大学大学院修了

2002 個展 Gallery惺SATORU(’04)

2010 日本版画協会 G賞受賞

   「世紀のダ・ヴィンチを探せ 国際アートトリエンナーレ2012」入選 大阪芸大

現在 日本版画協会会員、銅版画工房ART BASE代表

 

ART BASE HP http://artbase-hanga.jimdo.com/

" くも "

ディープエッチング

16.6×14.8cm ed.20

2001

 

 

常田泰由  Yasuyoshi TOKIDA

木目の凹凸を写しとったテクスチャー,インクの立上がり,マスキングによって残された紙の地の白。 シャープな形態は,紙の型と木の版を使うことで生まれます。

かたちとはなにか。拾い集め、描き、版に起こし 刷り上げる。それぞれの過程で変化するかたち。その在り方に興味をもち作品を制作をしています。

 

技法について

木版画とはいっても、版木を彫刻刀で彫って作るわけではありません。まず、イメージに合わせて、型紙を作ります。次に、油性インクをローラーで版木の全面にのせ、その上に型紙を置きます。最後に、版画用紙をのせ、プレス機で圧をかけて刷りあげます。型紙が、マスキングの役割を果たして、紙にインクがつかず、白抜きでかたちをあらわすことができます。ステンシルを木版で刷っているといってもいいかもしれません。最終的に画面上には、3つの色面と3つの質感でかたちがあらわれます。白いところは、インクのついていないもともとの版画用紙の地、プレス機で圧をかけて刷るので、色面には版木の木目が写ります。インクが1層のところと2層のところでも質感が変わってきます。たいていは、型紙を2種類、インクを2色の用意し、プレス機に2回通して、作品を仕上げます。

 

profile

1980年 長野県出身

2004年 東京造形大学 造形学部 美術学科 絵画専攻 卒業

2006年 愛知県立芸術大学 大学院 美術研究科 修了

現在  東京造形大学、中央美術学園 非常勤講師

 

個展

2004,05,06,08年 ギャラリー早蕨(名古屋)

2008,11年 florist_gallery N(名古屋)

2010年 ギャラリー福果(東京)

2010年 六本木605版画倶楽部

 

最近のグループ展

2009年 版画―日本の第二言語 日本美術技術博物館マンガ(ポーランド)

2009年 Dear 先輩。収蔵資料展2009 愛知県立芸術大学 芸術資料館

2010年 阿波紙と版表現展 2010」 文房堂ギャラリー(東京)

2011年 第七回造形現代芸術家展 東京造形大学附属横山記念マンズー美術館(東京)

 

website

http://yasuyoshitokida.web.fc2.com/

 

" g.l. "

油性木版 油性インク BFK 20x18cm ed.5

2012

 

 

花村泰江  Yasue HANAMURA

自分の半径5m以内の身近なものをモチーフに版画を制作。木版コラグラフは彫った版木に厚紙やジェッソなどを貼り付けて凸面をつくり、プレス機で刷る一版多色刷りの技法。ユニークな制作方法は「芸術実践講座」(版画芸術36号)でも紹介されています。

 

profile

1966 ボストン生まれ

1989 筑波大学芸術専門学群美術専攻卒業

1991 筑波大学大学院修士課程芸術研究科終了

1995 ブラウンシュバイク芸術大学(ドイツ)留学

 

主な個展

1993 ギャラリー21+葉/東京 (’98)(04)(06)

2005 Gallery惺SATORU/東京(’08)(11)

2006 Bunkamura Gallery Arts and Crafts ,Gallery+/東京

2011 ニコハウス Solar Gallery/東京(produced by GallerySATORU)

2012 仏蘭西厨房 かえりやま/東京(produced by Gallery工房親)

 

主なグループ展

1989 版画「期待の新人作家大賞」展('90)('91)('92)/新宿伊勢丹

    第57回日本版画協会展(~'94,'98,'99,'02,'07)/東京都美術館

2002 第2回山本鼎版画大賞展/長野県上田市

2006 第12回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞展/鹿沼文化活動交流館ギャラリー

2007 第5回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ展/高山市民文化会館

2012    絵画を考える その3 展/Gallery 工房親

 

受賞

2006 資生堂ADSP入選

 

 

"a crossing 3 - post "

木版コラグラフ

60.5×75.3cm

2008

 

 

藤田修 Osamu FUJITA

自ら撮った写真を版画技法に使用しモノトーンの光と影の世界を創り出しています。写真と版画、両方の魅力を併せ持つその作品は、強く深遠な黒色の闇と繊細で柔らかな色の階調により、人間の精神の光と影をも表現しようと試みます。静かで厳粛な作品は高く評価され、美術館にも多数所蔵されています。ポリマー版画の技法指導にも当たっています。

 

技法について

photopolymer gravure(感光性ポリマー樹脂版画)は樹脂版を使用する為、腐蝕銅版画と違って腐蝕液は不要で、基本的には水と紫外線だけで製版をするので身体にも環境にも優しいエコロジーな版画です。版種は凹版で刷り行程は銅版画と全く同じですが、彫りの深さが均一なため、滑らかで繊細な表現が可能です。

 

profile

1953年生まれ。多摩美術大学卒業。

Photoetching、photopolymer gravureによる版画制作。

 

受賞暦

1985 第21回神奈川県美術展 特別奨励賞受賞

1990  第18回日本国際美術展

1990  ブリヂストン美術館賞受賞

1991  第27回神奈川県美術展 特選受賞

1992  第21回現代日本美術展 国立国際美術館賞受賞

1994  第30回記念神奈川県美術展 神奈川県立近代美術館賞受賞

1995  第24回現代日本美術展 横浜美術館賞受賞 他

 

所蔵

神奈川県立近代美術館、国立国際美術館、東京オペラシティ・アートギャラリー、

山梨県立美術館、横須賀美術館、横浜美術館他。

 

" alley "

フォトポリマーグラヴュール

210×297mm   ed.30

2004

 

" Whisper "

フォトポリマーグラヴュール

210×297mm   ed.30

2005

藤田道子 Michiko FUJITA

シルクスクリーンは、フラットな表現を得意としています。

作品では、色、素材には柔らかさを持たせ、フラットさと柔らかさが、程よいバランスになるよう心がけています。

 

profile

1980 生まれ

2004 東京造形大学美術学部絵画科版画コース 研究生修了

2008-2010 横浜美術館 シルクスクリーンインストラクター

2010- 東京造形大学非常勤講師

 

主な個展

2009 「虹になる」 Gallery惺SATORU/東京

       「Kyoju to Joshu」 Gallery惺SATORU/東京

2011 「きみのこえにみみをすます」 Gallery惺SATORU/東京

        「Line and Shine」 Ryumon coffee stand /東京

2013  「Asteroids and shining tears」 Ryumon coffee stand /東京

 

主なグループ展

2010 「色考|白」 Gallery惺SATORU/東京

2011 「april 藤田道子 木村彩子」 tonico/長野

        「New Jewely」 CLASKA Hotel/東京

2012 「SLICK BRUSSELS」 Wild Gallery/Belgium

 

Website

http://www.michiko-fujita.com/

 

 

”君の姿”

screenprint on paper

H56cm×W38cm, ed.4

2009

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