Parts/Whole #2

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Past/Whole

 

このたびGallery惺SATORUでは、Parts/Whole(部分/全体)と題した展覧会を5月から6月にかけ開催致します。

あらゆる出来事において、そこにいたるまでのひとつひとつの決定が結果を生むと考えると、部分の重みが意識されます。

本展で展示される作品はいずれも、部分は全体の単なる断片ではなく、むしろひとつひとつの部分自体が意味を持ち、

全体の美意識やメッセージを構築しているのではないかと考えます。

部分を検証することであらたな全体が見えてくるのではないでしょうか。

Gallery惺SATORU

#2

2013年6月8日 (土) ―  6月23日(日) 月・火 休廊

12:00 ― 19:00

板垣 悠 HARUKA ITAGAKI
木村 夏樹   NATSUKI KIMURA
鈴木 比呂志   HIROSHI SUZUKI
山神 悦子   ETSUKO YAMAGAMI

*Artist Talk:

6.9(日)  14:00-15:00 山神悦子

6.14(金) 17:00-18:00 板垣悠

6.15(土) 17:00-18:00 鈴木比呂志

6.22(土) 17:00-18:00 木村夏樹

 

同時開催:bellbet吉祥寺店にて鈴木比呂志作品を会期中同時展示いたします。

Bellbet吉祥寺店 http://www.bellbet.net/ 東京都武蔵野市御殿山1-5-7-2F TEL: 0422-24-7953

open 11:00-19:00  close : 木曜日  --GallerySATORUより徒歩1分です。

Parts/Whole #2

板垣悠  Haruka ITAGAKI

コンセプト

日常の中の非日常

 

作品の中のPartsとWhole

その表面を走る光と、沈んでゆく影とを見つめる。

絵画の部分を見ることとは、描かれる対象の細部を見つめること、さらには絵の具や紙といった素材そのものの質感にまで行き着く。

部分の魅力によって全体は不思議な空気をまとうのではないか。

あえて見つめようとしなければ見えてこない、変で美しいものを描きたいと思う。

 

「部分、全体」について

日常というものも、部分の集まりで成り立っている。

ひとつひとつをよく見ると、知っているはずのものに、もう一度初めて出会うような時がある。

その瞬間から日常は新鮮に感じられる。

 

 

プロフィール

1984 東京都出身

2009 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース修了

 

website

http://members2.jcom.home.ne.jp/har-uka

 

主な展示

2007 「板垣悠展」武蔵野美術大学内gallery608

2009 「定点09  -FIXED POINT '09-  New Painters Group Show」

Gallery惺SATORU

2010 「The 9th anniversary -30 artists, 90 works- FLOWERS ~like a

wildflower」Gallery惺SATORU

2011 「色考|白」Gallery惺SATORU

2013 「mille-feuille」Gallery惺SATORU

2013 「群青綺譚」小金井市民交流センター詳細(pdf)

『ほどけていく 』

 パネル・麻紙・鉛筆・岩絵具

 H300xW300mm

 2013

木村夏樹 Natsuki KIMURA

コンセプト

人を描くのには、人をとりまく環境も描かなければいけません。

光と空気と木々、さまざまなかたちで交わされる言葉、夜空の月と星??このようなものを、とらえようとしています。人は、環境の産物でありながら、その一部です。

 

作品の中のPartsとWhole

森を歩いていると、木々・植物・動物・鳥・虫・水・光・空気といったものが「森」というひとつの大きな生き物を作り上げているように感じることがあるのですが、人はたとえ都会に暮らしていても、さまざまな「森」--それは家庭だったり、社会の様々なネットワークだったりするかもしれません--の一部として生きているのではないでしょうか。私は近頃、そんなことを考えながらコラージュを作っています。人は常に何か大きなものの一部として生きている--私は、これを素敵なことだと思っています。

 

「部分、全体」について

人をPartsと考えれば、Wholeは環境になります。

Partsである人は、Wholeである環境が提供してくれる空気がなければ息をすることができません。水や食べ物も環境から得ています。人は、環境 (Whole)の一部(Parts)であるからこそ生きて行くことができます。

 

 

プロフィール

1968 兵庫県尼崎市生まれ。奈良、大阪、米国で育つ。

1990 コラージュ制作を開始。

1991 上智大学比較文化学部比較文化学科卒業。

 

個展

2010 「Water」(吉祥寺/Gallery惺SATORU)

 

グループ展

2001 「Paste and Pixels」(New Paltz, NY/Core Gallery)

2002 「-S-U-P-E-R-P-O-S-I-T-I-O-N-」(吉祥寺/Gallery惺SATORU)

2010 「Flowers~like a wildflower」(吉祥寺/Gallery惺SATORU)

2011 「色考|白」後期(吉祥寺/Gallery惺SATORU)

「行商~ギャラリーサーカス」アートフェア(青山/スパイラルガーデン)

「二人展 木村夏樹 小林悠子」(吉祥寺/Gallery惺SATORU)

2012 「迎春展」(吉祥寺/Gallery惺SATORU)

「SLICK BRUSSELS」アートフェア

(ブリュッセル、ベルギー/Wild Gallery)

2013  「mille-feuille」(吉祥寺/Gallery惺SATORU)

 

website

ホームページ「スヰートウォーター」

http://www.asahi-net.or.jp/~tm6n-kmr/

Flickr(フリッカー)フォトストリーム

http://www.flickr.com/photos/7277879@N06/

『 森 2』

 glass,mixedmedia,frame,collage

 190×143mm

 2013

鈴木比呂志 Hiroshi SUZUKI

コンセプト

私の作品は「何を描くか」ではなく、「どう描くか」という方法をとっています。白い地塗り用の絵の具により、その透過性や積層による現象のみを定着させようと努めています。現在は、黒(または色地)から「白へ」、「白から」白の積層へという方法で制作しています。白という無彩色を使い覆うことによって「色」・「コントラスト」・「形」・・・という絵画において重要な要素が曖昧になり徐々に消失していきます。しかし、それらが不在になることで逆に再認識するもの、新たに考察するものが現れてくるのではないかと考えています。

 

作品の中のPartsとWhole

何を描くかではなくどう描くか、という制作方法をとっている私にとって部分と全体は重要なテーマです。私の場合は主に画面(全体)をグリッドで分割しその矩形一つ一つがPartsに当てはまりそれを基に展開していきます。そのPartsに施した作業の積み重ねが結果=全体(作品)となるよう心がけています。

 

「部分、全体」について

部分と全体の関係は「因果」や「輪廻」という言葉を想起し考えます。

 

 

プロフィール

1959 生まれ 福島県喜多方市

1980 武蔵野美術短期大学 油絵科卒業

 

個展

2000 「キャンバスと木枠と張力による」 銀座小野画廊

2006 「白へ」partⅠ exhibit Live & Moris

2007 「白へ」partⅡ exhibit Live & Moris

2003  Keyギャラリー

 

グループ展

1983 「創作展」 新宿センタービル・SCホール

1984 「武蔵美展」 仙台

1986 国際デッサン交流展 公募展 大阪府立現代美術センター・東京銀座川上画廊

1997 ABC美術コンクール 公募展 大阪ABCギャラリー・有楽町朝日ギャラリー

1998 小野画廊現代美術小品展 佳作賞 公募展 銀座小野画廊

2000 第21回 インパクトアート展 公募展 京都市美術館

2000 ARTEX 2000 公募展 東京国際フォーラム

2003 東京展 公募展 東京都美術館

2008 日下芝 鈴木比呂志 高島進 -Minimal Painting 21 part-1 3人展 Gallery惺

SATORU

日下芝 鈴木比呂志 高島進 -Minimal Painting 21 part-2 3人展 Gallery惺SATORU

2008 「具象と抽象のはざま」展 銀座ASAHI ART GALLERY

2009 日下芝・鈴木比呂志 2人展 Keyギャラリー

2010 FLOWERS~Like a wildflower Gallery惺SATORU

『色考|白』 グループ展

クエア25 「水」展 galerie SOLEIL

透明な刻・スクエア25 「記憶のラビリンス」展  galerie SOLEIL

2012 FUJISN それぞれの富士山・展 Gallery Face to Face

再会展  Keyギャラリー

透明な刻・スクエア25 〝普 everywhere〟展 galerie SOLEIL

透明な刻・スクエア25 〝普 everywhere〟展 ギャラリー楽座(滋賀県)

透明な刻・スクエア25 〝専門外〟展 galerie SOLEIL

2013 「目の正月」展 Gallery Face to Face

mille-feuille展 Gallery惺SATORU

 

『 白へ GRG01S 』

 acrylic on canvas

 H230xW230mm

 2013

山神悦子 Etsuko YAMAGAMI

コンセプト

身体が生来持っている自然なリズムを大切にしながら生命感のある画面を作りたい。人間は自然を離れては生きていけないことを常に念頭に置き、変化して止まない自然を捉えようと試みている。

35年前に雪舟の山水長巻を図録で見て以来、水墨山水の本を読み、機会がある毎に展覧会を観て漠然と思いを巡らせてきたが、思い切ってそれを顕在化することにした。実際に描いてみて改めて気付いたことは、山水画は偉大な自然とその中で自然と調和して生きる小さな人間の存在を表しているということ。そして、溌墨山水は観る者に画家の身体を強く感じさせる点において現代の抽象表現主義に通じる表現だということ。どちらも絵に対する私の考え方の根本にある重要な事だ。

 

作品の中のPartsとWhole

これらの私の作品の元になった伝雪舟作「溌墨山水図巻」は風景(wholeと仮定する)の一部(part)を切り取ったものと言えます。私はこの一巻の絵(whole)の2つの異なる一部(parts)を取り上げ、3枚組の絵(whole)を2点作りました。それらは3つの部分(parts)に分かれますが、それぞれの絵は独立した作品(whole)として成立します。さらに、その一部(part)を抜き出して0号の小品を描いて、独立した絵(whole)としました。

 

「部分、全体」について

日常生活で全部とか全体という言葉を使いますが、それは一つの仮定のようなもので、あらゆる事物はもっと大きい事物の部分であると考えます。何故なら人間は全てを認識できる訳ではなく、あらゆる物や現象は繋がっており、その関係は常に変化しているからです。その中からある部分を切り取って完結させ、独立させて全体だと見なすか、あるいはできるだけ大きいもの、例えば時間や宇宙などを考えてその全体像を仮定することは出来ると思います。

 

 

プロフィール

1950 香川県生まれ

1973 お茶の水女子大学家政学部卒業

1974–76 アメリカ シアトルに滞在

1981–83 スイス ジュネーヴに滞在

1985–88 大石洋次郎氏(武蔵野美術大学講師・当時)に油彩を、

1986–88 黒田克正氏(同)にクロッキーを習う

 

個展

1989 Gアートギャラリー(東京)

1990 かねこあーとGⅠ(東京)

1992 かねこあーとGⅡ(東京)

1993 ギャラリーNWハウス(東京)

1994 村松画廊(東京)

1995 ギャラリー21+葉ANNEX(東京)

1996 かわさきIBM市民文化ギャラリー(神奈川)

1997 ギャラリーブロッケン(東京)

1999 ギャラリー工房 親(東京)

GALERIE SOL(東京)

2001 GALERIE SOL(東京)

Para GLOBE(東京) * シルクスクリーン版画展

2002 GALERIE SOL(東京)

2003 GALERIE SOL(東京) *版画展

ギャラリー GAN(東京)

2004 GALERIE SOL(東京) *版画展

Gallery惺SATORU(東京)

2006 GALERIE SOL(東京)

2006–07 ギャラリーアルテ(香川)

2007 ギャラリー工房 親(東京)

2009 Shonandai MY Gallery(東京)

2010 Gallery惺SATORU(東京)

2011 Gallery惺SATORU(東京)

Shonandai MY Gallery(東京)

2012 Shonandai MY Gallery(東京)

2013 Shonandai MY Gallery(東京)

 *版画展の表記のないものは油彩画による個展

 

グループ展

1990 「仮想モニュメント展」 かねこあーとGⅠ(東京)

1995 「水戸アニュアル ’95」 絵画考―器と物差し 水戸芸術館(茨城)

1999 「自慢・満足―Ⅳ 『誰でもピカソ?とんでもない!』」ギャラリー21+葉(東京)

「TRACE展Ⅱ」 GALERIE SOL(東京)

2001 「自慢・満足―Ⅶ 続 『誰でもピカソ?とんでもない!』」

ギャラリー21+葉(東京)

2002 「第17回イビザ版画ビエンナーレ」イビザ現代美術館(スペイン)

2003 「第1回サン・モール版画ビエンナーレ」サン・モール美術館(フランス)

「第23回カダケス国際ミニプリント展」(スペイン)

「自慢・満足―Ⅷ  まだまだ『誰でもピカソ?とんでもない!』」

ギャラリー21+葉(東京)

2004 「自慢・満足―Ⅸ 『誰でもピカソ?—とんでもない!』part 5」

ギャラリー21+葉(東京)

「Petit SOL 展」 GALERIE SOL(東京)

2007 「Petit SOL #2」 GALERIE SOL(東京)

2008 「MY Interaction 2008」 Shonandai My Gallery(東京)

「ART OSAKA 2008」 堂島ホテル(大阪)

「18th Joyeux Noel ルージュの伝言」ギャラリー工房 親(東京)

2009 「顔顔顔展」 Shonandai MY Gallery(東京)

「19th Joyeux Noel  kobo CHIKA ART Remix」ギャラリー工房 親(東京)

2010 「FLOWERS」 Gallery惺SATORU(東京)

「絵画を考える―その1 絵画のサイズ・絵画のイメージ」ギャラリー工房 親(東京)

2010 「色考|白」 Gallery惺SATORU(東京)

2011 「ART HOSPITALITY」 ギャラリー工房 親(東京)

2012 「迎春」 Gallery惺SATORU(東京)

「Slick contemporary art fair」 Gallery惺SATORUの部屋(ベルギー)

「凱風」Gallery惺SATORU(東京)

「ART HOSPITALITY」 ギャラリー工房 親(東京)

2013 「mille-feuille」 Gallery惺SATORU(東京)

「Parts/WholeⅡ」 Gallery惺SATORU(東京)

「絵画を考える―その4 色彩」 ギャラリー工房 親(東京)

2014 「春韻」 ギャラリー工房 親(東京)

 

滞在制作

1998 Art Colony Galichnik(マケドニア)

2000 The International Painting Plein Air Plovdiv(ブルガリア)

 

受賞

2001 第2回ADSP  資生堂主催

『 山水 帆船 』 “Sansui sailboats”

  140×180mm

  oil on canvas

  2013